輪島キリモトの輪島漆器の素地のために長年落ち着かせてきた木材を活かしたお弁当箱です。
輪島キリモトは木を刳る「刳りもの」、板を箱にする「箱もの」をつくる木地屋として創業し、倉庫には代々作られてきた刳りもの箱ものの見本が沢山とってあります。
その正直な仕事の清々しい姿、白木のカンナをかけた姿がとても美しくて「このまま使えるものにならないかな?」と思ったのがきっかけです。
今回使用した「あすなろ」は輪島で箱ものを作る際の木地材として寝かせられていたものです。
輪島では家や塀の外装材としても使われています。
あすなろはヒノキ科の木で、殺菌効果や耐水性も高いのがわかりました。
その効能を活かしたお弁当箱を作りました。
あすなろのBENTO-BAKO 大
あすなろのBENTO-BAKO 小
あすなろのBENTO-BAKO 大小二段
箱の角は全てカンナで面を取っています。
サイズ
あすなろのBENTO-BAKO 大
210 ×85×h58 容量約620ml
あすなろのBENTO-BAKO 小
210 ×85×h45 容量約430ml
素材/あすなろ、水ガラス仕上げ
メーカー 輪島キリモト
制作年 2013.06