花かさね カップ&ソーサー Carved Flower Cup and Saucer HANA-KASANE

ソーサーだけでも使える、
花びらに重なるカップ&ソーサー。

自宅でゆっくり過ごすときにカップ&ソーサーでコーヒーをじっくり味わいたい。お客様を迎えたときにカップ&ソーサーでおもてなししたい。でも普段はそんなに使わないし、ソーサーはお皿として使いにくい。
そんな悩みを解消したくて「花かさねカップ&ソーサー」をつくりました。
花かさねソーサーは見込みがフラットで普通のお皿としても使いやすくなっています。普段のおやつを乗せるのにもピッタリです。
コーヒーをお客様にお出しする際は、ソーサーに刻まれた花文様にカップの底がピッタリはまるので、カップが動いてこぼしてしまうことなく安心してお出しできます。

また、ソーサーもカップもスタッキングでき、ソーサーにカップを載せたままでもスタッキングできますので、店舗でお使いになるにも便利です。

色釉3種(菜花黄・浅葱鼠・錆茶)にも対応しています。

カップ&ソーサー 生成り/渕錆 Carved Flower Cup and Saucer HANA-KASANE Fuchi-Sabi
カップ  φ76mm×h62mm  容量 満水210ml・8分目まで160ml
ソーサー φ165mm×h24mm

メーカー/JICON 磁今
2021.03

「直会殿ベンチ」

川越氷川神社直会殿の広場のベンチをデザインさせていただきました。
旧氷川会館が無くなって空が広がりそこに生まれた森が既存の森と背が並んで森に還っていく様を見ていけるようにハイバックのベンチを作りました。また、戦没者慰霊塔も広場のお陰で清々しい空間になりました。慰霊塔と桜が見える位置にもベンチを設置しています。
ずっと散歩が楽しい川越の町に優しいベンチが作りたいと思っていたので感無量です。川越氷川神社山田宮司のお取り計らいに感謝いたします。

製作
木部/田嶋木工所
金物/サボア savor
2021.4

「直会殿ブラケットランプ」

川越氷川神社 直会殿の入り口のブラケットランプをデザインさせていただきました。
直会に欠かせない御神酒を入れる瓶子をイメージするようなランプシェードの形状にデザインしました。
ランプ正面に川越氷川神社の菱雲が透かし彫りで彫り込んであります。

ランプシェード/JICON 磁今
金物/サボア savor
2021.4

 

「陽は沈む。また朝が来るまで。」





御蔵島にあるツゲとクワの木材を使ったアートプロジェクトの一貫として制作させていたいだきました。

御蔵島の山に登り、桑の木を見てきました。樹齢を経た大きな桑の木は山にほとんど残っていません。御蔵島のツゲの木は植林されていますが桑の木は植林することができないそうです。そして島の木材出荷場では行き場を見出せていない桑の一枚板たちをたくさん見ました。
この材をただ消費するようなものを作ってはいけないと思いました。いつか何百年か後、また御蔵島に桑の木が茂り大きくなるまで、今残っているこの貴重な材は島に直接来て一枚一枚木と話すように選んで責任を分かち合える人だけに手渡したらいい。木は材木になっても何百年も残せます。2021年の御蔵島の海・山・桑の木の現状を象徴するものを作ろうと思いました。
御蔵島は陽が海に沈みます。海に沈む赤い太陽の様に陽が欠けたような板をつくりました。欠けているように見えるところは木の表皮の部分です。
遠目では、日の沈む太陽に見え、近寄ると、欠けてしまった不完全な板に見え、間近で見れば、欠けたのではなく力強い表皮だとわかり、複雑でキラキラひかる木目から何百年の年月を経た分厚い桑の一枚板から切り出され連なって作られた三枚の板だとわかります。

Large size = 330×291×t24
Medium size = 330×198×t24
Small size = 315×123×t24

 

御蔵島の
宝物
黄楊と桑

東京都には、11の有人離島があります。『d design travel』の一環で、東京にある離島の観光とものづくりを、ロングライフデザインの視点で取材しました。11ある島のひとつ、御蔵島には、長い歴史の中で、島に暮らす人々が守り続けた豊かな森があり、樹木は島の大切な産業とされています。中でも、御蔵島の黄楊と桑は目が詰まっていて硬く、粘りがあり、緻密な細工に適した最高級素材として扱われてきた特別な存在でした。
将棋の駒や櫛、判子の材料として重宝されている黄楊、江戸指物の高級材として多くの職人に使われた桑。
それらを今の時代のクリエイションに重ねたら、新たな魅力と側面を発見できないかと考え、プロダクトデザイナーの大治将典さん、木工作家の田中孝明さんと御蔵島を訪れました。
島の人々が「神山」と呼ぶ森の中を歩き、何百年もかけて生長する樹木に触れ、材を選び、そこから感じたことを、
それぞれ作品に表現していただきました。
育つのに100年かかる材を使うなら、100年残るものづくりを。
木目に刻まれた御蔵島の歴史と自然環境、そこに暮らす人々の営みを感じていただけたら幸いです。

2021. 3. 25 ‒ 3 . 29
主催:D&DEPARTMENT PROJECT 協力:凸版印刷株式会社(東京宝島事業事務局)



ふくら盆

ふっくらした形からふくら盆と名付けました。
1人分の食事がピッタリのる「ふくら盆  ソロ」、2人分の料理も余裕で載せられる「ふくら盆  デュオ」の2サイズです。


「ふくら盆  ソロ」は一人膳にできるトレイです。ランチョンマットや折敷のように使えます。

「ふくら盆 デュオ」」はちょっとしたサイドテーブルのような大きさです。ホテルの自室で食べるブレックファーストや、浴衣を畳んで2人分置けたり、お店で商品のディスプレイトレイに使えたり等、プロの現場でお役にたてるように作りました。

指が入りやすくて持ち上げやすいような高台になっています。
材は栗の集成材でできています。

『ふくら盆  ソロ』
Fukura Tray for One
W420×D315×H18.5

『ふくら盆  デュオ』
Fukura Tray for Two
W630×D420×H24

材料:栗
塗装:ガラス塗料

メーカー/四十沢木材工芸
2021.03

IMPLEMENTS STANDARD PLATE


端正さの中に気遣いのある皿。

キリッとした端正な佇まいの中に、使いやすい気遣いが施されているプレート皿です。
フラットで広い見込みは、ナイフ・フォークが使いやすく、また盛り付けしやすい形状です。
パリッと張りのある形で作られた縁は、ディナープレートとして使うときは華やかに、
取り分け料理を盛りつけるときは料理が溢れにくい、使い回ししやすいプレートです。
グルっと刻まれた見込みのラインは、盛り付けた料理が映え、
カトラリーで料理がすくいやすい「返し」としても機能します。
釉薬はどこか懐かしさを感じるようなマットな白とブルーグレー。
一つ一つ手で掛けられ釉薬は程よいムラ感があり、工業製品にはない味わいがあります。
ブルーグレーの釉薬はIMPLEMENTSの家具に使われているウォールナットに合うように調合しました。

S Φ200 H28 mm
M Φ230 H31 mm
L Φ260 H35 mm

撮影
尾鷲陽介 Yosuke Owashi

ブランド/IMPLEMENTS
製造/JICON 磁今
2018.9

news

ててて商談会2021.3は3月17日から3日間開催します。今回で10回目の商談会になりました。

 

私の関わっているメーカーも多数参加していますので是非ご来場ください。

四十沢木材工芸

三布三用

ZIKICO

JICON 磁今

すすむ屋茶店

輪島キリモト

入場には、新型コロナウィルス対策のためPeatixでの事前登録が必要です。

https://tetete-show2021-3.peatix.com

例年と異なり、お一人様ずつのご登録が必要です。ご注意ください。

#大治将典 #ojimasanori#ojimasanoriofficialnews

 

news

三布三用の新柄「むさしいつかいち」シリーズ、「炭」「杉」「川」の三柄です。ててて商談会2021.3でお披露目します。東京都武蔵五日市の何気ない風景を柄にしました。デザインはうちもこ堂はしもとじゅんこさんです。生成りの手ぬぐいに生成りの帆布を合わせた優しい雰囲気の前掛けできました。#大治将典#ojimasanori #ojimasanoriofficialnews