CANO 懐中香

好きな香りを手軽に、いつでも持ち歩ける、ステック状の木製容器です。

サイズ感は、ちょうどリップクリームの大きさ。
キャップを開け、中筒のスティックにエッセンシャルオイルを数滴垂らして使用します。
小さな穴が空いている中筒を鼻に近づけて、好きな時に香りを楽しむことができます。

使い終わったら、キャップを閉めて収納。
香りは長時間保つことができ、香りが広がりにくいのでオフィスや電車の中で、場所を選ばずお使いいただけます。

軽くてコンパクトなので、ポーチやポケットに入れて香りをいつも持ち運ぶことができます。
出発する時の「行くぞ!」って気合いを入れる時や、運転中の眠気覚ましなど、旅と日常の切り替えスイッチとしてもとても良いです。
職人によって木彫が施された容器は、手にするたびに手触りも良く、持ち歩く喜びがあります。

ヨーロッパではインヘーラーと呼ばれアロマセラピーや医療ケアに、アジアでは眠気覚ましや植物療法に使われています。

 

懐中香
*エッセンシャルオイルは別売

CANO
2024.12

CANO 割香台

型板ガラスをアップサイクルしたガラストレイに、束ねた欅の木を載せたアロマディフューザー。
木目に沿って割った4つの木片を隙間なく糸で束ねたディフューザーは、シンプルでありながら自然美が感じられる佇まいです。
この糸の縛り方は井波の彫刻師が自身の彫刻刀をあしらえた際に刃と柄を繋ぐ時に用いる手法です。
木に染み込みやさしく広がる香りをお楽しみください。

CANO
2023.10

CANO

旅と香りの研究所「CANO(かの)」のショールーム兼ワークショップスペースが2023春のオープンしました。新たな商品として木製キャップにノミ跡を施した「アロマミスト」ができました。ワークショップのお客様用に、同じくノミ跡を施した「バームケース」と「バスソルトキャップ」をデザインいたしました。

CANO 旅と香りの研究所

南砺市井波地域に位置する「旅」をテーマにしたブレンド体験や購入が出来るアロマ蒸留所を計画した。CANOは旅と香りをテーマにしたプロダクトブランドとして22年夏にスタート。企画・運営会社のコラレアルチザンジャパンは16年より木彫刻のまち・富山県井波に於いて日本初の職人に弟子入りできる宿「Bed and Craft」を運営しており、コロナ禍のなか井波に来られないゲストの為に何かまちとつながるプロダクトを届けられないかとの想いからCANOが生まれた。
研究所のコンセプトは
「旅先で、日常で、香りとあなたを結ぶ体験を」
01旅ノモノ_旅の香りを持ち運ぶ「旅香合」等のプロダクトを購入できるショップエリア
02旅ノコト_旅の思い出を制作する香りのブレンドワークショップエリア
03旅ノカオリ_木彫刻の木クズ等を活用したエッセンシャルオイルを抽出する蒸留所エリア
の3つで空間が構成されている。
センターテーブルの上部には、木彫刻でも使われる大きな楠木の塊から削り出した無垢のランプシェードを地元の職人と共に特別制作。あえて完全乾燥をしていない状態で形を成形することで、乾燥過程での木材本来の自然な歪みを楽しむプロダクトして、ゲストに木材本来の性質を伝える役割も兼ねている。
3つの機能がゆるやかに分けられながらも、地続きに繋がり1つの空間として認知できるよう、仕切らずに高さを変えてアイレベルを調整、存在を感じつつも柔軟にエリア分けができる柔らかなカーテン、角を面取りしたカウンター等、細かなディテールによりそれぞれの空間が独立しつつも連続した居心地の良い空気感をつくり出すことが出来た。

プロデュース&プロジェクトマネジメント
山川智嗣(CORARE ARTISANS JAPAN)建築デザイン
山川智嗣、山川さつき(CORARE ARTISANS JAPAN)

プロダクトデザイン
大治将典(Oji & Design)

グラフィックデザイン
久保美穂

コピー制作
タダカツ

建築施工
藤井圭一(藤井工業)

家具
中峰渉(MINE)

造作家具
北田悠典(キタダ家具)

挽物制作
横山勝次(横山挽物木地)

サイン制作
塚田浩平(北陸カッティングサービス)

メーカー/CANO
2023.04