掛け時計『ポールスター』

陽の光が長く部屋に差し込むようになったなぁとか、日暮れが長くなったなぁとか、陽の光で季節を感じることがあります。
家にいる時間が長くなって、時間には追われない生活になり、正確な時刻や予定はスマホが通知してくれるようになって、時間の経過を愛おしむ生活をしたいと思いました。
今回デザインした真鍮鋳肌の掛け時計はどれも12分割の影が落ちて時刻の区切りが見えるようになっています。

ポールスターは12個の光芒に見立てた形状が12分割を示しています。
季節によって変わる、光芒の影が壁に落ちている様子もお楽しみください。

メーカー/FUTAGAMI
制作年/2020.10

ペンダントランプ『 円錐 長 削り』 Pendant Lamp Cone Long Polished

ペンダント鋳肌円錐に細長いタイプができました。
光源が目に入りづらいので、狭い空間に設置した際も眩しくありません。
ダイニングに複数並べて吊り下げても美しいリズムが生まれるフォルムです。

シェードサイズ
φ160.5×180

メーカー/FUTAGAMI
制作年/2020.06

JICON 丼

ご飯粒がこびりつきにくい、
端反りのどんぶり
おうち時間に自宅でさっと食事をすませるときに重宝するどんぶりを作りました。
JICONのマットな釉薬はご飯粒がこびりつきにくく、きれいにご飯物をいただくことができます。
端反りの縁は口をつけてスープも飲みやすく、しっかりとした深さのある丸みを帯びた胴は、持ち上げやすいよう指に馴染む形に作られています。

小/小(渕錆) 直径152×高さ72
大/大(渕錆) 直径177×高さ84

JICON Noodle Bowl
Small / Small FUCHI-SABI  dia152 x h72mm
Large / FUCHI-SABI dia177 x h84mm

容量
小 370ml(八分目まで)麺類1人前
大 600ml(八分目まで)麺類1.5人前

メーカー/JICON 磁今
2020.09

 

mjolk Diamond pendant with pulley

トロントのショップmjolkのためにデザインしたペンダントランプです。
このペンダントランプはトロントのアイデンティティを私なりに解釈してデザインしました。
トロントのアイデンティティは世界に平和を感じさせることができると思います。
トロントに来て、彼らのお店でも感じるのですが、多様性を絶妙なバランスとセンスでシンプルに編集するのがとても上手だなと思いました。
多様な人種が暮らすトロントで、お互いを思いやりながらピースに暮らしているトロントニアンを思い浮かべながらデザインしました。
このペンダントランプは異素材と異なった形状がバランスして成り立つように出来ています。
菱形のガラスのペンダントランプは相似形の真鍮のバランサーが付いていて、 照明の高さを調整することができます。LEDランプを使用しガラス部分は熱くなりませんので、ガラスのシェードをそっと持って、お好きな高さに合わせて使ってください。
mjolkがピースなアイテムを世界に届けるファクトリーに育つことを夢見ています。

mjolk
Handcrafted in Toronto.
2016

ZIKICO TEMO両面計量スプーン Turn over measuring spoon

大さじ小さじ裏表。
置いて測れる、ジルコニアの計量スプーン。

片面が大さじ(15ml)反対側が小さじ(5ml)になっているジルコニア製の計量スプーンです。残り少なくなったキャニスターの隅の粉末もすくいやすい形状です。また、置いた状態でも液体を注いで量ることができます。
セラミックの一種であるジルコニア製ですので、塩や砂糖の入ったキャニスターに入れっぱなしでも問題ありません。金属のように錆びることもなく、プラスチックのように劣化することなく、半永久的に使用できます。

メーカー/株式会社ZIKICO
2020

mjolk Brass pepper mill

mjolkオリジナルの砂型鋳物で作った真鍮のペッパーミルです。
日本の真鍮鋳物の生活用品メーカーFUTAGAMIが製造いたしました。
真鍮鋳肌を活かして表面は切削やメッキや塗装をしていないので、徐々に深い色合いに経年変化し、風景に馴染んでいきます。
多角形のしのぎ形状でできたハンドルとボディは手に馴染み、また置いてある風景でも存在感を感じる形状です。
内部を旋盤加工で限界まで薄く削り出していますので、手にしたときに重たく感じない適度な重量になっています。

クライアント/mjolk
製造/FUTAGAMI
2020

mjolk Earth & Moon serving board

mjolkオリジナルのBBQなどで使えるサービングボードです。
塩などのスパイスを入れる小さなお皿がくっついています。
肉汁は端の溝に落ちて、小さなお皿の溝に溜まっていきます。
肉とスパイスがお互いを引き寄せ合うサービングボードです。

クライアント/mjolk
Handcrafted in Toronto.
2016

GIRIDO ギリ戸 置き型

神様を感じるための扉。

神様を身近に感じられる毎日はとても豊かなものです。日々の暮らしの中で神棚に手を合わせて願い祈ることで、「当たり前のありがたさ」を感じ、心穏やかに毎日を過ごすことができるでしょう。
神棚「GIRIDO」は神棚をお祀りすることが日常となるように、現代の部屋に置いても馴染むデザインにいたしました。シンプルでありながら簡易な造りではなく、伝統的な技法を用いながら軽やかで心地よいバランスに仕上げました。


神棚「GIRIDO」は二種類の神棚をご用意いたしました。
1. 本格的な神社の扉と同様に「ギギギィ」と木が鳴り響く重厚な「置き型」。
2. ピン等で気軽に取り付けができるコンパクトで軽量な「壁掛け」。
特徴として二種類ともに御扉を付けております。
通常神社では御扉は閉められており、お祀りしてある神様を見ることはできません。祭事など特別な時のみ神主によって開かれます。本来、神様を見ることは恐れ多いことであり、それゆえに心で感じることができるとされています。
宮大工が神社本殿の御扉の施工をする際は、蝶番などの金具は使用せず、上下の丸い穴に扉板を加工して差し込みます。その際、差し込むホゾ部分の角をノミで削りながら、徐々に角から丸へと加工していきます。その削り加減がちょうど良いと差し込んだときに棒の角が当たり開閉するたびに「ギギギィ」と軋むような音が鳴り響きます。
「置き型」に用いたこの技法を「ギリ戸(ぎりど)」と呼び、この音は「神様を軽んじて見ることなかれ。」という音として機能しています。
神棚「GIRIDO」が祈りのあるあたたかな暮らしのお役にたてれば幸いです。

メーカー/woodpecker
製造/ 株式会社唐箕屋本店(とうみやほんてん)
2019

GIRIDO ギリ戸 壁掛け

神様を感じるための扉。

神様を身近に感じられる毎日はとても豊かなものです。日々の暮らしの中で神棚に手を合わせて願い祈ることで、「当たり前のありがたさ」を感じ、心穏やかに毎日を過ごすことができるでしょう。
神棚「GIRIDO」は神棚をお祀りすることが日常となるように、現代の部屋に置いても馴染むデザインにいたしました。シンプルでありながら簡易な造りではなく、伝統的な技法を用いながら軽やかで心地よいバランスに仕上げました。

神棚「GIRIDO」は二種類の神棚をご用意いたしました。
1. 本格的な神社の扉と同様に「ギギギィ」と木が鳴り響く重厚な「置き型」。
2. ピン等で気軽に取り付けができるコンパクトで軽量な「壁掛け」。
特徴として二種類ともに御扉を付けております。
通常神社では御扉は閉められており、お祀りしてある神様を見ることはできません。祭事など特別な時のみ神主によって開かれます。本来、神様を見ることは恐れ多いことであり、それゆえに心で感じることができるとされています。

宮大工が神社本殿の御扉の施工をする際は、蝶番などの金具は使用せず、上下の丸い穴に扉板を加工して差し込みます。その際、差し込むホゾ部分の角をノミで削りながら、徐々に角から丸へと加工していきます。その削り加減がちょうど良いと差し込んだときに棒の角が当たり開閉するたびに「ギギギィ」と軋むような音が鳴り響きます。
「置き型」に用いたこの技法を「ギリ戸(ぎりど)」と呼び、この音は「神様を軽んじて見ることなかれ。」という音として機能しています。
神棚「GIRIDO」が祈りのあるあたたかな暮らしのお役にたてれば幸いです。

メーカー/woodpecker
製造/ 株式会社唐箕屋本店(とうみやほんてん)
2019

帯ノコ盆 大


「帯ノコ盆」はバンドソーで一枚の分厚い無垢板から3つのお盆を切り出して作っています。
帯ノコで側面板と底板を切り出した後に接着し、材料を無駄にすることなく、無垢板の量感を活かしたお盆を作ることができました。
食卓ではティータイムセットや、カトラリー、調味料など。リビングでは日用品を。こまごましたものの定位置として優しく受けとめてくれます。

 

『 帯ノコ盆 大 1 』
材料:トチ
サイズ:W296×D218×H27 mm
塗装:オイル(くるみ油)

 

『 帯ノコ盆 大 2 』
材料:トチ
サイズ:W324×D246×H39 mm
塗装:オイル(くるみ油)

 

『 帯ノコ盆 大 3 』
材料:トチ
サイズ:W354×D276×H51 mm
塗装:オイル(くるみ油)

 

四十沢木材工芸 KITOシリーズ

「木といっしょに」

木といっしょに日常を過ごせるようにと名付けた、木のプロダクトシリーズ「KITO(きと)」。
無垢の木だけが発する心地よさは、安らぎのある暮らしに欠かせないと私達は確信しています。
日常に木の心地よさを提供し、山林に畏敬と感謝を寄せられるような製品を作って参ります。

“With Tree”

We named this product series “KITO,” meaning “with Tree” in Japanese, so that we can spend our daily life in touch with the essence of the wood.  We believe that the feel of comfort that only solid wood can bring is essential for us to spend a peaceful life. We will strive to create products which deliver the comfort, hoping that people can be respectful and appreciative to the nature.

メーカー/四十沢木材工芸
2019.9